タクシードライバーのシフト4種類を徹底比較|転職前に知っておきたい働き方の選び方

タクシードライバーは、シフトの選択肢が豊富な仕事です。さらに、定時以降の乗務を続けるかどうかは自分で決められるという、他業種にはあまりない働き方の自由度も魅力のひとつです。ただし、「選べる職場かどうか」は会社によって大きく異なります。転職を検討している方は、シフトの内容だけでなく、会社がどこまで柔軟に対応してくれるかも含めて確認することが重要です。

タクシーの主なシフト4種類とは

タクシードライバーのシフトは大きく分けて4種類あります。それぞれ出勤時間・拘束時間・月の出勤日数が異なり、収入や生活リズムにも大きな影響を与えます。

シフト種別出庫時間の目安月の出勤日数1回の拘束時間
隔勤(早番)朝6〜8時11〜13日最大20時間
隔勤(遅番)13〜14時半11〜13日最大20時間
日勤朝6〜8時22〜25日約8〜10時間
夜勤18時〜22〜25日約8〜10時間

※会社・地域によって異なります。入社前に必ず確認しましょう。

各シフトの特徴とメリット・デメリット

隔日勤務(隔勤)早番・遅番

隔勤の最大の特徴は、1回の乗務で2日分をこなすという点です。通常の勤務と比べて出勤回数が半分で済むため、月の出勤日数は11〜13日とぐっと少なくなります。「出勤日と休日が交互にくる」リズムで、まとまった連休がなくても自然とオンとオフのメリハリがつくのが特徴です。

深夜の時間帯をまたぐことが多く、深夜割増料金が加算されやすいため、収入を積極的に狙いたい方にも向いています。早番は朝から夜にかけて、遅番は昼過ぎから翌朝にかけての乗務となり、生活スタイルに合わせて選べます。特にこれといった理由は不要で、朝が苦手だから遅番、なんていう方もいらっしゃいます。

✔ メリット
  • 出勤回数が半分で済み、体感的にゆとりが生まれやすい
  • 深夜割増で収入を狙いやすい
  • 遅番は朝ゆっくりできる
✖ デメリット・注意点
  • 1回の拘束が最大20時間と長い
  • 体力的な消耗が大きい
  • 生活リズムが不規則になりやすい

日勤

日中の時間帯に集中して乗務するスタイルです。「日勤は稼げない」というイメージを持つ方もいますが、それは昔の話。需要の高い時間帯を効率よく狙うことで、十分な収入を狙うことができます。生活リズムが安定しやすく、家族との時間を確保したい方にもおすすめです。

✔ メリット
  • 生活リズムが安定しやすい
  • 家族との時間を確保しやすい
  • 体力的な負担が比較的少ない
  • 収入も十分狙える
✖ デメリット・注意点
  • 月の出勤日数が多め(22〜25日)
  • 深夜割増は乗らない
  • 募集していない会社も多い

夜勤

18時ごろから乗務を開始し、深夜の需要をフルに活かせるのが夜勤の強みです。深夜帯は競合も減り、単価の高い乗客を狙いやすいため、稼ぎ重視の方に向いています。夜型の生活リズムの方や、日中に別の用事がある方にも選ばれやすいシフトです。

✔ メリット
  • 深夜需要を集中的に狙える
  • 夜型の生活リズムに合いやすい
  • 日中の時間が自由に使える
✖ デメリット・注意点
  • 生活が夜型に固定される
  • 家族との時間帯がずれやすい
  • 募集していない会社もある

業界の実態と会社選びの注意点

実はタクシー業界では、大手を中心に隔勤のみの募集というケースが少なくありません。日勤・夜勤の枠を設けていない会社もあり、「シフトを選べる」と思って転職したら選択肢がなかった、という話もよくあります。

⚠ 要注意:出勤日数の強制とシフト変更の難しさ 隔勤の場合、月11日から始められるのが本来の姿ですが、なかには最初から13勤を指定してくる会社もあります。

また、実際に転職した方からは「しばらく先までシフトがすでに埋まっていて、変更の余地がほとんどなかった」という話を聞くことがあります。これは単に会社の方針によるものだけでなく、乗務員数が多すぎてシフトの調整自体が物理的に難しいという構造的な問題が背景にあるケースも少なくありません。働き方が多様化している今の時代、こうした実態は転職前にしっかり確認しておきたいポイントです。

入社後に「やっぱり夜勤に変えたい」「日勤から隔勤に移りたい」と思っても、希望が通るまでに長い時間がかかることもあります。シフトの柔軟性は、入社前に必ず確認しておきましょう。

🔵 当社のシフト体制について
  • 隔勤は月11勤からスタートOK(無理な日数の強制はありません)
  • 日勤・夜勤は月22勤から対応
  • 日勤の枠をしっかり確保しており、希望に応じて選べます
  • 夜勤への意向変更も、他社と比べて短いスパンで対応可能

ライフスタイル別おすすめシフト

出勤回数を抑えて深夜需要で稼ぎたい
隔勤(早番・遅番)
生活リズムを保ちながら稼ぎも狙いたい
日勤
夜型・深夜需要でがっつり稼ぎたい
夜勤
朝が苦手・昼からゆっくり始めたい
隔勤(遅番)

まとめ

シフト選びは「収入」と「生活リズム」の両軸で考えましょう

  • どのシフトが正解かは人によって異なります。収入重視なら隔勤・夜勤、生活リズム重視なら日勤が候補になります
  • 大切なのは、希望のシフトに対応している会社を選ぶこと
  • 転職時は「日勤・夜勤の募集があるか」「出勤日数の強制はないか」「シフト変更の柔軟性はどうか」を必ず確認しましょう
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