ドライバーの1日
隔日勤務の場合
「おはようございます」点呼が始まる前に制服に着替え身だしなみを整えます。車両のウインカー、ブレーキ、ヘッドライト、エンジンオイルなど、運行前点検を行います。点検結果が正常であれば、乗務前の点呼を受けて乗務員証を受け取り、車両へ移動。
準備が出来たら、いよいよ出発です。「安全運転で行ってきます!」時間帯によってお客様の層が変わります。朝は出勤するお客様が多いので、10時ごろまではこうしたお客様を意識して、都心へ向かって、走るようにいします。
この時間帯は、あまり人通りが多くありません。そんな時間を見つけてエナジーチャージです。そして、運転中に眠気に襲われないよう、10~20分程度、昼寝をします。休憩ポイント、トイレ、LPGスタンドなどの情報交換は仲間で行いますので、ご安心ください。
その日のイベント情報に合わせて臨機応変に対応します!都心のオフィス街でお乗りなるお客様は、忙しい方が多く、スムーズな運行を心がけます。郊外のお客様は、病院などの行き帰り、赤ちゃん連れのお母さんなどをお乗せすることが多くなるので、kmの得意とする「ホスピタリーティドライブ」を心がけます。
仕事帰りのサラリーマンの方や、これから出勤される夜のお仕事の方を乗せ、都心→住宅街→都心を繰り返します。
休憩、夕食の時間帯です。ドライバーは安全のため、1回の乗務で3時間の休憩をとるよう法律で定められています。長時間営業を続けても、意外と売り上げにはつながりません。キリの良い瞬間を見つけ、うまく休憩をとります。
2割増し料金になる時間です。電車やバスなどの他の交通機関が終わる時間帯からが、タクシーの活躍時間です。先輩ベテランドライバーさんか「長距離のお客様=稼げる」ではないという話を教わりました。それよりも都内にとどまり、お客様を乗せていない時間を減らすほうが売り上げUPになるそうです。
営業終了の時間です。たとえ会社から離れた場所にいても「回送」にして戻ります。途中、合番の乗務員さんのために燃料を満タンにします。もちろん、燃料代は会社負担です。会社に戻ったら、本日の売上の納金を行います。納金がすんだら、洗車を行います。
すべての業務が終了し、帰宅します。休憩室や仮眠室、大浴場が完備されているので、帰宅前に利用することもあります。