地理に自信がない場合のはなし

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タクシードライバーにとって一番の不安…地理の話

タクシーをやろうと思ったとき、ほとんどの方が心配になるのが 地理 ではないでしょうか。
経験者であっても、ブランクがあると不安になるところです(私もそうでした!)。


東京23区+武蔵野・三鷹エリアの広さ

営業エリアは「東京23区+武蔵野・三鷹」。
一見それほど広くなさそうですが、実際に走ってみると…

狭いんだけど、とてもじゃないけど全部は覚えられない!

というのがリアルな感覚です。実際この中でも結局のところ都心部での営業がどうしても多くなってくるので、覚えるのはそんなに大変ではないかなというのが正直な感想です。


大切なのは“大まかな位置関係”

「隅から隅まで全部覚えろ!」なんて無理。
まずは 大まかな位置関係 をつかむことが大事です。

たとえば――地図を見ながら考えると

  • 東京駅は「右」
  • 渋谷駅は「左」

という位置関係なのですが、このくらいのざっくり感覚で十分。
細かい部分はカーナビやスマホの地図アプリで確認できますので何とでもなります。
これ重要、最近弊社に入社している方を見ても積極的にカーナビアプリを使いこなし見事営業しています。

正直、私が入った6年前はカーナビなんて入れてたら文句言われるような時代でしたが、今は違います。
そこは安心して大丈夫です。
むしろ最近は夜など特に、お客様にご住所をお聞きしてナビに入れてルート確認したら、後はお休みになられてください。なんてやり取りが普通です。


実際のエピソード

あるとき神楽坂付近で「荻窪まで」とご乗車いただいたお客様。
正直、「荻窪…ってどこだっけ?」という状態でした。中央線の駅があることだけは覚えていたので、ナビで確認していたら…

「まっすぐ行けば着きますよ❤」

と教えていただけたんです。
すかさず「ブランクが長いもので・・、ありがとうございます!」と返したら、場が和んで、むしろちょっと笑い話になりました。


不安はあって当たり前

お客様に教えていただけることもありますし、きちんと感謝を伝えればトラブルにはなりません。
お客様をお話ししてぼんやりした部分はすべて解決してから出発すれば、特に問題は発生しません。
ぼんやりしたまま出発してしまうのがすべてのトラブルの元になってしまうんです。


わたしはかなりの陰キャでコミュ障の自信がありますがそれでも何とかなります。
結局のところ、地理の不安は 経験を重ねるしかない

でも「最初から完璧じゃなくてもいい」――これが現場で働いてみての実感です。

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