タクシー会社採用担当のタクシー乗務日記 その4

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日曜夜の乗務は、やっぱり静かやなぁ

どうも、タクシー会社の採用担当をしながら、たまに現場にも出てハンドル握ってる私です。

今回は「日曜の夜」の乗務に出てみました。
理由は単純。
「日曜夜って、乗務としてはどうなの?」って話を、ちゃんと自分で体感しておきたかったからです。
(もちろん経験はありますが5~6年も前なので、もう通用しないよねということで・・)

本日の成績
売上 3万円ぐらい
乗車回数 9回

◆ ルートは、池袋 → 浅草 → 銀座・日本橋、そしてラストは渋谷 → 東村山市

この日のルートは、営業所を出まして池袋回り~浅草へ、そこから銀座・日本橋周辺を流しつつ、最後は渋谷から北多摩地区までという流れでした。
雨がぽつぽつ降る、ムシっとした蒸し暑い夜でしたね。

日曜夜、ということで「まぁ、そんなに人いないだろうな」と予想はしてたんですが……やっぱりその通りで(笑)、けっこう苦戦しました。

◆ 病院に向かうお客様:気にならないふりしつつ、ちょっとだけ気になる

今回のご乗車いただいた中で、病院へ向かわれる方がいました。
前述のとおり乗務は日曜の夜。日曜の夜に病院に行くって、何か事情があるんだろうなといろいろ想像してしまいました。
もちろん、運転手は詮索なんてしませんしすべきでもないですが、「このお客様に今何が起こっているんだろうか・・」って、ふと気持ちが引っかかることはあります。

別に悪い意味ではなく、世の中色々な人がいるものだな~と感じるのもタクシードライバーという仕事の楽しみでもあったり。
短い時間ではありますが、他人の人生に相乗りしてそれを感じることができる仕事って、なかなかないのではないかと思っています。

◆ 杖をつかれたお客様:短距離乗車は、むしろありがたい

他には杖(松葉づえ?)をご使用中の方をお乗せしました。
距離は正直そんなに長くなかったけど、タクシーをご利用いただけたのはありがたいことです。

歩くのがしんどい方や、急いでる方、短距離でも必要があるからタクシーに乗るわけです。
その大事な「移動の手段」としてタクシーが選ばれてるのに、「あぁ短距離か…」みたいな顔されて、誰がまた乗りたいと思うのかという話。

これは採用担当としても思うところで、うちの会社では、距離にかかわらず“ありがとう”で仕事ができる人に来てほしいなと思ってます。

これAIが書いたんだぜ。。すごくない??

◆ 銀座の存在感:やっぱり“タクシーといえば銀座”

銀座は、やっぱりタクシーにとって象徴的な場所やなと改めて思いました。
日曜夜なのに、一定数のお客様がいるんですよね。
「やっぱり銀座はすごい」と、少し感動すら覚えました(笑)

◆ 渋谷で出会ったイベント関係者の皆さま:雨の中、お疲れさまでした

最後に渋谷でお乗せしたのは、どうやらイベント設営か運営に関わる方々。
ライブ会場での作業が終わって、帰宅されるタイミングだったんだと思います。

このときは完全に雨。
にわか雨っぽくて場所によっては降ってないところもあったみたいですが・・。
時間的にも当然電車は無し。

こういうとき、タクシーってやっぱり「頼りになる存在」でありたいなって、思いますね。

~~

ところで、安全評価が100点満点だったということを伝えておきたい!
急加減速、スピード違反、実車空車ともに0!👏

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今回はそんな、日曜夜の乗務の記録でした。
次回もまた、現場からリアルな話をお届けします!

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