「アルコールチェックの形骸化問題」から学ぶ――うちはどうしてる?現場で守る“命のルール”

最近ニュースでも話題になった「日本郵便のアルコールチェック形骸化問題」。
「運転業務に関わる者として、本当に怖い話です」――弊社も運送事業ですから、他人事ではありません。
ラッキータクシーでは、日々、点呼やアルコールチェックを行っています
今回は、実際に現場でどのような対応をしているか、そしてなぜ大事なのかをお伝えします。


1. 何があったの?「形骸化」されたチェック体制

2024年、日本郵便のドライバー業務において、本来対面で行うべき点呼・アルコールチェックが形だけになっていたという不祥事が報道されました。
「点呼の未実施」や「記録改ざん」などがあったとし、再発防止が求められています。

これは、輸送業務においては命に直結する問題です。


2. なぜ点呼とアルコールチェックが重要なのか?

  • 点呼は安全の出発点
    「今日はどうですか?」「体調に異変は?」――こうしたやり取りが、事故を未然に防ぎます。
  • アルコールチェックは“信用”の話
    お客様を乗せてハンドルを握るということは、信用を預かるということ。ここをおろそかにすると、業界全体が信頼を失います。

3. ラッキータクシーではどうしてる?

  • 点呼はすべて対面実施(※管理者が常駐)
  • アルコールチェックは記録と画像も残す
  • 違反は見逃さない。弊社でも今月何名か、アルコールチェックでひっかかりました。

実際は直前にコンビニのパン(防腐剤が反応する)を食べた、マウスウォッシュをした直後だったといった理由です。
実際に飲酒で引っ掛かる乗務員はめったにいません。

体調のことは、自分では案外わからないもの。
だからこそ、「あえて他人がチェックする」ことが安全につながります。


4. お酒が悪いんじゃない。管理の話。

飲酒を責めるわけではありません。
けど、運転前にアルコールが残っていたら命に関わる。
そのリスクをゼロにするために、確実な点呼・アルコールチェックが求められています。
飲酒のタイミングや習慣は人それぞれ。飲酒自体をを責めることはありません。アルコールが完全に抜ける時間を考えて、お酒を楽しく安全に飲みましょうという話です。


5. 「安心して働ける場」として

  • ルールを守ることで、全員が安心して働ける環境が整う
  • 仕組みで乗務員を守る、すべての人の命を守ります

そんな環境を目指しています。


まとめ

他社の不祥事は、他人事じゃない。
ラッキータクシーでは、点呼とアルコールチェックを“形だけ”で終わらせません。
安全は、会社としての責任。そして、乗務員みんなの安心のための土台。
真面目にやってる職場で働きたい方は、ぜひ一度、見に来てください。

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